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花粉症でもダイビングを楽しみたい!!花粉症とダイビングの関係性をご紹介します!

春!だんだんと暖かくもなり外で活動するのが容易になってきましたね♪そして春は新しいことを始めるのにもってこいの季節♪今年は是非スキューバダイビングにもチャレンジしてみたい!!でも。。。自分は花粉症。。。毎日鼻水とくしゃみがひどいですがこんな状態でダイビングはできるの!?とお考えの方、実際スキューバダイビングを行うにあたり花粉症の場合どんな状態になるかご紹介いたします。対応策などをしっかりと知って行えば花粉症でもダイビングはできます!むしろ花粉症のダイバーの方が多いかも!?今のご時世。。。ということで是非ご覧くださいん♪

花粉症とは!?

まず花粉症ですが、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。特に日本本土の12%を占めているスギによる花粉が影響が強く、現在日本人の約38.8%スギ花粉症だといわれています。また近年ではダニなどのアレルゲンによって引き起こされる鼻炎は通年性アレルギー性鼻炎と呼ばれます。最近では花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の併発や、複数の花粉に反応する花粉症など、ほぼ一年中症状に悩まされるという人も少なくありません。スギ花粉以外にもヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなどの花粉の影響もあります。

花粉症によるダイビングの影響

花粉症の症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりと呼吸器系に対して症状が出ます。それに伴いダイビングにおいて最も影響が出るのが耳抜きとサイナスへの影響です。花粉症の症状が激しい場合、鼻の中で炎症が生じ内部が腫れるという症状がおこります。耳抜きは主に鼻から空気を耳管に送り体内の圧力と水圧を均等にします。耳抜きに関する詳しい説明は、こちらのコラムをご覧ください!また、サイナスは副鼻腔のことを指します。このサイナスと鼻腔の換気孔がつまっていると、ダイビング中に副鼻腔内の空気が水圧で収縮したり、膨らんだりする気圧調節ができず、頭痛、眉間・頬部痛(サイナス痛)が出ることがあります。さらに年々増えているのが花粉症による喘息です。ダイビング中に過度の咳込みが生じると肺破裂から気胸、エアエンボリズムといった肺の過膨張障害を発症する場合がございます。過膨張障害に関する内容はこちらのブログをご覧ください!季節的なものではありますが花粉症がひどい症状の場合ダイビングに大きな影響をもたらします。その為、PADIのダイビングコースではコース開始前に病歴診断書の提出が義務付けられているおりますがそちらの項目にも花粉症に関する項目がございます。

花粉症への対応策は!?

では、花粉症の人はダイビングが出来ないのか!?もちろん症状にもよりますが全くできないわけではございません。事前の予防や準備を行うことでダイビングを楽しむことが出来ます!!実際多くのダイバーが花粉症の症状を攻略しながらダイビングを楽しんでおります。ここでは花粉症に対してどのような準備と対応策をご紹介していきたいと思います。効果のあるなしは人それぞれになると思いますが是非ご参考ください!!

花粉を寄せ付けないように準備をしましょう!

まずは花粉をなるべく吸収しないようにしましょう!日常生活をしている場所は主にアスファルトの地面がほとんどだと思います。花粉は土に落下すると再度舞うことが無いのですが、アスファルトの場合は落下してもまた風で舞ってしまいこれを何度も続けて空気中に蓄積していきます。日常時からメガネ・マスク・帽子を着用し花粉が体内に吸収しないようにしましょう!また衣服にも花粉は付着します。体を動かすたびに付着した花粉が飛んで吸収してしまうことがありますのでこまめに衣服についた花粉を取り除く必要がございます。特に自宅や職場など室内に入り上着を脱ぐタイミングはマスクやメガネを外していることが多いのですのでそれらを外す前に衣服についた花粉を払ってから脱いだりしましょう!!コートなどの上着は肌触りがツルツルしたものにしますと花粉が付着せずに落ちます。ダイビングへ行かれるときも同様です。

潜る前に鼻通りのチェックを!!

ダイビングポイントについたら潜る前に陸上で耳抜きができるかのチェックをしていきましょう。陸上でできないことは水中でもできないです。なのでまず陸上で耳抜きを行い通常通り耳が抜けるか、それによってその日のダイビングを実行するかの判断をしていきましょう。この時決して無理をしてはいけません!あくまで花粉症の症状が出ていないときと同様に耳が抜けるかの確認をしていきましょう!その際に鼻の通りをよくするために点鼻薬を使用されている方も多いです。一時的に鼻の粘膜の炎症を抑え鼻通りをよくすることで耳抜きを快適にできるようにしてます。点鼻薬を使用される場合はまず陸上で使用後どのくらいの時間効果があるかを確認しましょう。効果時間が短くダイビング中に切れてしまった場合に浮上時に起こるリバースブロックを招く場合がありますのでこの辺は事前に使用するうえで中止していきましょう。中にはフリスクなどのミント系のタブレットや飴を食べたりして鼻通りをよくしている人もいます。これに関しては治療ではないので効果に関してはなんとも言えませんが鼻の通りがよくなり耳抜きがうまくいく方もいるみたいです。

潜るポイントを選びましょう!!

ダイビングは海のコンデションを調べて、状況判断してその日に潜るポイントを選びますが、可能であれば花粉の影響が少ないポイントを選ぶことも大変効果があります!そもそも花粉に海に落下すれば舞い上がることはないので単純に海の近くにいた方が花粉の影響は都会の中よりは少ないです。さらにより快適にするには山間部から離れているポイント、スギ花粉は偏西風に乗って花粉が飛んでくるので西側にスギが無いエリアが好ましいです。伊豆でいうと西伊豆エリア、さらに日本海エリアもまたオススメですね。ちなみに花粉症の影響が少ないのは北海道、そして沖縄です!

薬を使用する!

花粉症に対して初期療法として薬の服用の対応策もあります。ただし、薬を服用してのダイビングはまず服用する薬に関してダイビングへの影響がないかをする必要があります。病院でもらった薬に関しては、お医者様に確認を取りましょう。薬に服用に関しても病歴診断書の該当項目に入っておりますので医師よりダイビングに対して影響がないことを確認しおきましょう。市販されている薬等につきましてはまず陸上での服用して効果などを確認しましょう。服用していい薬は眠気の副作用がまったく出ないものであれば使用可能です。また、薬の中には副作用として、のどの渇きが起こる薬もありますのでその辺も含めて確認しておきましょう。陸上で眠気を感じる藻を服用してしまうと水中では深度にかかわらず、ガス昏睡(窒素酔い)、時には記憶損失など起こす重症の窒素酔いを起こす事があるので危険です。眠気の感じ方は人によって大きく異なるので、飲める薬剤も人によって異なるわけです。

花粉症にならない体質を作りましょう!

まだ花粉症の症状が出来てない方も花粉症はアレルギー性の鼻炎の為、いつ何時現れてもおかしくありません。ですが、日々の生活から花粉症の発祥を抑える、遅らすことが出来ます。日々の生活改善で花粉症への対策をしてみましょう♪

バランスの良い食事を心がける
和食中心で魚や野菜(緑黄色野菜)、穀類を多く取るようにしましょう!
十分な睡眠をとる
睡眠や体を横にすることで精神の疲労回復と免疫力を高めてくれます!
適度な運動をする
体内にウィルスが侵入してきたときに体を守る白血球=免疫細胞が、運動することによってより活発に働くようになります。ウォーキングやジョギングなどの適度な有酸素運動の継続が免疫力を高めます。
ストレスをためない
ストレスは免疫の乱れの大敵!ストレスが免疫機能を低下させる仕組みとしては、自律神経のバランスが崩れることと、ステロイドホルモンの放出が考えられています。
喫煙をしない
体中の血管収縮作用による体温低下と血圧上昇より、免疫力が低下します
笑う
笑うことで自律神経(交感神経と副交感神経)を刺激し、血圧を下げ、心拍、呼吸を整えるとされています。また、脳の血流量を増加させ、血液の流れをよくします!笑うは体にいいのです!
体温を上げる
平均体温が1度下がると免疫力は約37%下がるそうです。平均体温が1度上がると免疫力は約60%活性化するそうです!体が冷えるのは良いことがありません!「冷えは万病のもと」
お風呂につかる
40~42度の湯船に10分程度入るだけで体温は2度上がるといわれています!

まとめ

花粉症は誰でもなる可能性があり、特効薬もなく長い目で付き合っていくしかない病気となります。その分対応方法もしっかりとあります。まだ花粉症の症状が無い人は花粉症にならない生活改善を心がける!花粉症の症状がもう出ている状態はこれ以上症状が出ないようにまずは花粉を寄せ付けないようにすること、薬を服用する必要がある場合はまず陸上で試してみて効力の時間や副作用がどういうものなのかを把握すること、また病院が出ている薬の場合は、医師へのダイビングへの影響などを含めて診断書への対応をお願いしましょう。そして、潜る前の耳抜きなどの確認、またぜんそくなどの過度の咳込みについても確認してみましょう。潜るポイントについても配慮が必要ですね!1年通してスギ花粉が最も影響が大きいのが2~5月となります。このころは海も透視度が高くそして様々な生物が見られたりと大変魅力的な海となっております。そんな海を花粉症で潜れないというのは大変もったいないので是非花粉症対策を行いつつダイビングを楽しんでもらえたらと思います!!

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