いよいよ冬真っ盛りになってきた今時期、冬は冬眠かなぁと言われることも。。。ですがそんなのはもったいない!!多くのインストラクターは冬の海が本当の伊豆の海というように伊豆をはじめとする関東圏のダイビングポイントは冬の時期、海の透視度が安定し青く浮遊物も少ない澄んだ海を楽しむことができる。また、時には深海で生息している海の生物たちが誤ってダイビングで潜るような水深に現れるということもある。これもまた冬の海の特徴でもあります。そんな魅力たっぷりの冬の海!でも。。。水温も低いは低いです。。。例年はもっと下がって水温15度前後、時には12度前後まで下がったこともあります!!こんな水温に挑むにはドライスーツだけでは足りません!サポートアイテムが必要です!っということで今回はこの冬の海を快適に楽しめるサポートアイテムをいくつかご紹介いたします。まだお持ちでない方は是非ご参考いただけたらと思います!!今回のアイテムたちはドライスーツダイビングに重点を置いてご案内しております。スキンダイビングでの便利アイテムはまた別途ご案内させていただきます!
便利アイテム~頭編~
まず寒さをしのぐことを考えたらこちらは必需品!「ドライフード/ダイブキャップ」です。ダイビング中体の熱は様々な部分から放出されていきます。その中で最も多い部分は「頭」です。約75%熱が頭部放出されてるとのことです。その頭の保温をしてあげることで水中での「寒い」はかなり改善されていきます。そんな寒さに対応できるアイテムを2種類ご紹ご紹介いたします!
ドライフード
フードは長年の多くのダイバーの頭を守る保温アイテム!ドライフードとも呼ばれておりますが、「ドライスーツに合わせるフード」という意味らしいです。なので保温の仕組みはウエットスーツと一緒!頭に装着することで内部に侵入した水を体温で温めて寒さを軽減してくれるアイテムです。
フードには大きく分けて2種類あり「テープ巻きとゴム巻き」の2種類あります。テープ巻きはウエットスーツのように顔部分の切り口をテープで補強してあるタイプスタンダードなタイプです。ゴム巻きは顔周りの生地の裏側がスキン素材になっているタイプ。スキン素材が素肌とダイビングマスクのスカート部分に張り付くようにフィットするので、水の侵入を抑ええてくれます!テープ巻きに比べると保温性が高い!!オススメです!ただし、スキン素材はデリケートな素材なので爪など鋭いものには注意が必要です
さらによくレンタルなどである1枚生地のフードは使っていくと生地が固くなる着け心地が悪くなります、こちらの写真のように数枚の生地で作られたフードがオススメ!縫い目が多いことでより立体的に作られており(SCD機構といいます!)は、全体的に頭を覆ってくれるのと着脱がより快適になっております。
冬のダイビングでは欠かせないアイテムとなっておりますが。。。頭(顔)の締め付け(圧迫感)が気になる、耳抜きへの影響、耳が聞こえにく、ウエイトが増えるなど欠点もいくつかあります。対応策としてはサイズを少し大きめに作る、耳に部分に耳抜き用の穴を空ける、ウエイトベストなどでの微調整などがあります。さらに生地のパターンも大事です。フードはいろんなタイプを作ることも可能でここで個性を出すのもあり!!
ダイブキャップ
フードの欠点の1つ頭(顔)の締め付けに対して改善されつつあるのがダイブキャップフードとはまた違いキャップのようにかぶり、あご紐で固定するタイプのフードである保温力はフードに比べると露出している分が多いため落ちますが、頭部を守れるというところはしっかりとできており、着脱のしやすさなども踏まえると近年でも新商品が出たりしている今後期待されているタイプのアイテムです。
夏場でも日差し防止や熱中症対策としても活用できるタイプ用途の使い分けで通年通してご使用できるタイプです!!
便利アイテム~手編~
冬のダイビングをより快適にするには手のケアも大事!!寒さで手が悴んでしまうとけがの原因や作業中のミスなどいろんな面で影響は出てきます。水中でもずっと手が寒いなぁとストレスを感じながら潜ることなってしまいます。ここでは手にまつわるアイテムをご紹介していきましょう。
ウィンターグローブ
ダイビンググローブにはいくつかの種類があります。一派的な3シーズン、夏限定のサマーグローブ、厚手の4シーズン、そして冬におススメなのがウィンターグローブです!ウィンターグローブは厚手なうえ、表面(裏面)にスキン生地を使用して水の冷たさを通しにくく、一度入れた水が逃げにくくなっているグローブです。水は入ります。ですが入った水が逃げづらく体温で水を温められるようになっているので「さむくなりにくい」グローブということです。手のウエットスーツというイメージです!
こちらのタイプは表スキン+裏起毛生地のグローブです。熱を通しにくいの温かく、起毛素材のおかげで着脱がらくちん!オススメは水を入れながらつけるのがオススメ!!
こちらのグローブは表ジャージ+裏スキン(リペルサーモ)を使用しているグローブです内側にスキン生地を使用しているグローブは水の侵入がほとんどなく手がほとんど濡れないといってもに手を守ってくれます。ただし、爪等で気づけやすいので要注意です。
シーラバー
便利アイテムといえば近年発売しその便利さで大好評なのが「シーラバー」です。この時期のダイビングシーンは「ドライスーツ」がメインになってきますがそのドライスーツの脱ぎ着で困難な部分「手首シール」に大変便利なアイテムです。寒さでかじかんでいる手でドライスーツを脱ぐのは一苦労。。。そんな時にシーラバーを手首のシール部分に塗るだけで簡単に脱げる!着れる!!さらに塗ったシーラバーは天然成分を使用しているため、日焼け止めやゴムの保護剤にもなります。さらに海で流れても化学薬品を使用してないので海・サンゴにも優しいという素晴らしい便利アイテム!!
ジッパーワックス
ドライスーツのファスナーの開け閉めは手が悴んでいるとやりづらい、寒いとついつい雑になっていまうことも。。。ファスナーがちゃんとしまっていないと便利アイテム関係なくダイビング中大変寒くなります。ファスナーのケアも冬の時期はとっても大事です!ジッパーワックスはドライスーツのファスナー専用のワックス。ドライスーツ使用後ワックスを縫ってあげれば劣化の原因となる緑青を防ぐことができて次に使用する際にもとても滑らかにファスナー開け閉めすることができます。
便利アイテム~体編~
次にご紹介するのは体の保温、冬の時期伊豆でのダイビングはほぼほぼドライスーツでのダイビングとなりますのでここでは伊豆ダイビングで活用いただけるドライスーツインナーと休憩時にあると便利なアイテムをご紹介致します!ドライスーツは体が濡れないので寒くなりにくいのが最大の特徴ですが、ドライスーツ事態に保温力はそこまで強くありません。大事なのは以下に効果のあるドライスーツインナーを着ること!たとえ濡れなくてもスーツ内は湿気や汗をたくさん汗をかいております。そして休憩中にいかに体を冷やさないで置くかも2本目以降のダイビングにはとても大事になってきます!
エアシェルター
ダイビング休憩中に体を冷やすのもこの時期は要注意!水中はドライスーツや便利アイテムで寒くなりにくい対策をしておりますが、陸上の休憩中はその辺がおろそかになってしまうことがあります。意外とドライスーツ内は汗をかいていることがありその汗が原因で体を冷やすということもあります。陸上もしっかりと寒さ対策をしましょう!そんな時に便利なアイテムが「エアシェルター」です。ボートコートとも言います。ウエットスーツ生地で作られた上着となっておりまして、風を通しにくく濡れても内側まで浸透しにくい、これを着れば休憩中の寒さ対策はバッチリ!
ドライスーツ専用インナー
ドライスーツダイビングでの保温対策アイテムをいろいろとご紹介してきましたが、一番欠かせないのはドライスーツ専用インナーですね!市販のTシャツなどの綿素材の洋服は湿気や汗を吸収し洋服自体が濡れて体を冷やすことになります。どんなドライスーツが防水性のスーツだとしても内部で濡れた洋服への寒さ対策はできません。。。また、某洋服量販店の軽量ダウンジャケットのような一見暖かそうな洋服を着たとしてもドライスーツ内は空気が圧縮されてモコモコだったダウンもぺったんこに。。。ダウンはモコモコしてるから暖かいんですよ!ドライスーツを着るなら専用のインナーでしっかりと寒さ対策をしていきましょう!!伊豆ダイビングでのドライスーツインナーとなりますとこちらをオススメしております!!
サーマルボディスムーサー
ドライスーツメーカーの「ワールドダイブ」のロングセラー専用インナーです。ネオプレン製のドライスーツであればこちらがベスト!市販の洋服と違い生地自体にラミネート加工を施し、水をはじく「撥水性」、風水を通しにくい「防水性&防風性」、湿気を逃がす「透湿性」、そして「保温性」を兼ねそろえているインナーです。そちらの水は弾くし通さない、湿気は逃がす。まさにドライスーツの為の洋服です!ちなみにこちらのインナーは地肌に着ることで効果を発揮します!下にTシャツとか着ると効果が出にくくなりますのでご注意ください!対応水温は20~17度
アンダーウォーマー
サーマルボディスムーサー専用インナーとして生まれたインナーですがこれ自体が大変高機能。着用直後から暖かさを感じる「接触温感性」、着ている間ずっと暖かい「蓄熱性」を備えたインナーです。単体では水温23~20度までの海は対応可能!それ以下の水温ではサーマルボディスムーサーと組み合わせて着ることで冬の伊豆の海で対応可能です。水中では寒さを感じさせないほどです!
OUTLAST
「ゼロ」で販売しているOUTLASTインナーは気温や水温での「熱い」「寒い」を「ちょうどいい」にしてくれるインナーです。インナー自体が熱を吸収、放出することで自身の体温が高い(熱い)とには吸熱し体温が低い(寒い)時には放熱するという機能でどのシーズンでも「ちょうどいい」状態(表面温度32℃±1℃)を作ってくれるインナーです。さらにほかのドライスーツインナー同様に汗を吸収乾燥する吸湿拡散機能も備えておりドライスーツインナーとして文句なしの1着です。
便利アイテム~足編~
最後の項目は足の便利アイテムです!意外と頭・手・体の便利アイテムはオススメされやすいですが、足の便利アイテムってご存知ですか!?ダイビング中足は結構動かしてるし寒くなったらドライスーツ内の空気を足に送ればOKと思いがちですが。。。足に関してもしっかり保温アイテムがあります!!足が寒いなっと思った方!是非一度お試しください!
エルフィット・プラス
ドライスーツ専用靴下、優れた温度調節機能があうぃ、冬は暖かく夏は涼しい通年通して使用が可能、ドライスーツインナーとしての汗を繊維内に取り込み濡れ感も残さないため汗冷えしにくくしてくれる、また天然の抗菌・防臭効果で臭いへの対応もしっかりしてます。
ホットインナーソール
「ゼロ」のドライスーツ裏生地やインナーにも使用されてるOUTLASTを使用したブーツのソールインナー、足の体温を「吸熱」「放熱」することで「ちょうどいい」状態を作ってくれます。さらに吸湿拡散機能で足の湿気や汗を吸収、拡散、乾燥してくれるので蒸れにくいのがオススメです!
まだまだいろんな便利アイテムがありますが今回はここまで!興味のあるアイテムはありましたか!?どのアイテムも当店で取り扱っておりますので興味のあるものがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。便利アイテムでこの冬より快適にダイビングをお楽しみいただけたらと思います♪我慢するダイビングは楽しくありません。快適を是非そろえていきましょう!!