BLOG

スクールやツアーの様子

  1. HOME
  2. ドルフィンスイムのルールとマナー

ドルフィンスイムのルールとマナー

当店が開催するドルフィンスイムツアーで出会えるイルカたちは野生の生き物たちです。
そんな野生のイルカたちをはじめ自然を守るためにスイム開催地によって独自のルールが決められております。ルールと聞くと「禁止」ややってはダメなことが多く憂鬱にとらえられてしまうことも多いですが、野生のイルカを思っての皆さんへ向けたお願いごととなります。
今回はイルカと泳ぐときのルール(お願いごと)のまとめです!多くの皆さんが守ってくれることによってイルカにも人にも優しいドルフィンスイムを行いましょう!ご参加の前にご確認を頂きご協力をどうぞよろしくお願い致します。

ルール(お願いごと)

イルカたちの自然行動は見守ろう

イルカ達も1日を過ごしています。寝ている時もあれば食事をしているとき、イルカ同士で遊んでいたり、赤ちゃんイルカがお母さんに甘えていることも。そんな姿を見れた時にはフィンキックを緩め観察しましょう。
イルカたちが移動中など前を横切ってしまうとイルカたちはよけることもありますし、時には威嚇されることもあります。興味があるイルカたちはこちらを見てきますので無理にアプローチせず見守ることも大切です。

赤ちゃんを連れた群れを見つけたら1度止まろう

1mほどの小さなイルカを連れているお母さんイルカは神経質なことが多いです。小さなイルカを連れたイルカの群れに出会ったらフィンキックを止め、潜っている場合は一度浮上をしましょう。お母さんイルカによっては子どもを見せにきてくれたり、自由に泳げるくらいに育っている子は好奇心旺盛に人間に寄ってきてくれる子もいます。その場合はお母さんイルカに心配をかけないくらいに潜ってみてください!

触らないようにしよう

スイムをする際に手を多く使ってしまうとイルカによけられてしまいます。目の前に急に手が伸びてきたらイルカたちもびっくりしてしまうのです。イルカたちはしっかり私たちを見てくれています。手は身体の横に置き、是非眼でイルカたちを見てください。興味があったらイルカ達から近づいてきてくれますよ!

餌を与えないようにしよう

野生のイルカたちは泳いでいない魚(死餌)は基本的に口にしません。万が一人間が与えたものを口にしてしまった場合、今後自力で泳いでいる魚を捕れなくなってしまう可能性もあります。

水中カメラを撮影するときはフラッシュをオフの設定に

イルカたちの眼は明暗を見分ける細胞が多く、急な光を当ててしまうと目がくらんでしまう可能性があります。カメラを使用の際はフラッシュをオフにしましょう。

人工音を立てないようにしよう

イルカたちは音にとても敏感です。イルカ同士も音波を使用してコミュニケーションをとっておりますので妨げないようにしております。
【御蔵島】ではダイブコンピューターの音も禁止されております。ご参加の際はフリーモードにして頂くか、音をオフの状態でご使用ください。

スキューバダイビングでイルカたちに出会ったらご注意を

日本のドルフィンスイムのメッカ【御蔵島】ではスキューバダイビングは禁止されいます。水深は浅いですが急浮上急潜行を繰り返すと潜水病のリスクもあります。【利島】や【小笠原】などはスキューバダイビング中に出会うことがありますので出会えた場合は気を付けて観察をしましょう。

自撮り棒を伸ばしてカメラ撮影はNG

手の平以上の長いものになりますと、イルカたちはよってきてくれません。泳ぐときの水抵抗にもなり他のスイム者にぶつかる可能性もありますのでご遠慮いただいてます。
【御蔵島】では自撮り棒を禁止としております。カメラを使用する際は持ち物に気を付けましょう。

野生のイルカたちを思ってのルール(お願いごと)です。
各島での独自のローカルルールもありますのでご参加の前に必ず確認をするようにしましょう。


マナー

イルカたちには勿論、船長や同船する方々にも少しだけ気遣いを。ちょっとしたマナーでイルカ達の滞在してくれる時間が増え、長く遊ぶことができるかもしれません!安全管理の内容もございますのでご参考下さい。

船からのエントリーは可能なかぎり静かに入水しましょう

イルカたちは音にとても敏感です。船上からのジャンプなどで水中に入ってしまうと大きな音が立ちイルカ達もびっくりしてしまいます。
※使用するボートのタイプで入水方法が変わりますので必ず確認を行いましょう。安全第一で入水を行ってください。

水面移動は大きな音を立てずに泳ごう

イルカたちの行動を妨げないように少し離れた場所で入水をします。その分泳がないとイルカたちに会えないこともありますが、水面をたたきつけるように泳いでしまうと大きな音がたち向かってきてくれてたイルカたちが進行方向を変え水中で出会えない可能性もあります。イルカたちに近寄るときは音を立てず、泡のたたないフィンキックで泳ぎましょう。

イルカたちの様子をうかがおう

イルカたちは何をしているでしょうか?水面か、潜って水底かで1度ゆっくり観察をしてみましょう。こちらに寄ってきてくれ、眼を覗き込んでくれたらOKのサイン!ゆっくり泳いでイルカに回されてください!こちらから目を見ても泳いで目を閉じていたり、深くに潜ってしまったり、避けられてしまったら1度止まって見守りましょう。

イルカと遊んでいる人がいたら少しまってから潜ろう

イルカと泳いでいる人を確認できたら水面でひと呼吸おきましょう。イルカと人の間に割ってはいってしまうと泳いでいる人の邪魔をしてしまう可能性やぶつかってしまう可能性もあります。しかしそのまま水面で見届けるとイルカはいなくなってしまうかも知れませんので浮上のタイミングで潜りましょう。上手に行えれば長くイルカは滞在してくれますので余裕のある方は是非周りを見てみましょう。

1人ぼっちにならないように浮上後はバディと船を確認しよう

水面で顔をつけているとなかなかイルカ以外視界にはいってきません。時々顔をあげて他に人はいるか、船はあるか確認をしましょう。イルカを見すぎて1人ぼっちになっているかもしれません。ツアー中はスタッフが呼び戻しますが耳まで水中に浸かっていると声や船の音が聞こえない場合もございますので各自安全管理の1つとして注意をしましょう。声が聞こえると船上からイルカたちの方向を教えてくれる声も届きますよ!

イルカがいなくなってしまったら船に上がる準備をしよう

遊び終え、イルカたちが見えなくなってしまったら船を確認しましょう。もしも離れたとことで船のメンバーが遊んでいる場合船長が教えてくれます。近くから全くいなくなってしまった場合は船が迎えに来てくれるので船のメンバーでまとまり船を確認して待っていましょう。潜ってしまうと船長が確認できなくなってしまい船が動くととても危険です。

船に乗船したら梯子の反対側につめて座ろう

船上へ上がったあと、近くの椅子にそのまま座ってしまうと後から上がってくる人が吸われなくなってしまいます。可能な限り上がった梯子の反対側から詰めて座りましょう。

私たちは野生のイルカたちの世界にお邪魔をさせていただいております。彼らのことと知り、イルカたちにも、一緒に泳ぐ方々への思いやりを大切にしましょう。

末永くイルカたちと共存できるようご協力をお願い致します。

関連記事

ブログカテゴリー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
PAGE TOP