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【いまさら聞けない】スキンダイビングってなに?

最近だとInstagramで見かける【スキンダイビング】をご存知でしょうか?近年じわじわと流行りつつあるマリンスポーツの1つ。では、スキンダイビングというスポーツは一体どんなスポーツなのか。
今回は、改めて解説をしていきます!

スキンダイビングとは

スキンダイビングとは、「マスク・スノーケル・フィン・ブーツ・ウエットスーツ・ウエイトベルト・ウエイト(重り)」(軽器材)を使用し一息で水中を潜り楽しむレジャーとなっています。また、よく皆さんが耳にする【スクーバダイビング】は、更に器材が増え「呼吸器(レギュレーター)・シリンダー・BCD(専用ジャケット)」(重器材)を使用し空気を詰めたタンクを背負い水中で呼吸をしながら楽しめるレジャーとなっている為、スキンダイビングとは全く別のレジャーなのです。

ではスノーケリングとスキンダイビングの違いとは
一見何が違うのか名前だけだとはっきりわからない2つのスポーツ。勘違いされている方も多くいらっしゃることでしょう。また、海を楽しむという部分でも一緒になります。
では、違いとはなんでしょうか。どちらもスノーケルを使用する「スキンダイビング」と「スノーケリング」の違いは、頭1つ分でも水中に入り息を止めて楽しむのが【スキンダイビング】、潜ることなく水面に浮かび常に呼吸を吸いながら水中世界を楽しむのが【スノーケリング】となる訳です。
では、次に使用している器材をチェックしていきましょう。

スキンダイビングとスノーケリングの違い

スキンダイビング

・マスク
・スノーケル
・フィン&ブーツ
・ウエットスーツ
・ウエイトベルト
・ウエイト

スノーケリング

・マスク
・スノーケル
・フィン(ブーツ)
・ラッシュガード
・ライフジャケット

スキンダイビングに比べ、スノーケリングは器材の数が少ない事が分かりますね。また、場所によっては、浮き具の「ライフジャケット」を絶対に着用しなければツアーへ参加できないショップもあるみたいです。水面の限られた世界を楽しむか水面と水中を交互に楽しむのかは皆さん次第ですね!

スキンダイビングの魅力

ここまでスキンダイビングについてお話してきましたが、水中での楽しみ方や海中の世界や生物の観察まで出来るのです!カラフルな魚やカメに野生のイルカまで一緒に泳ぐ事が出来たり、水底に広がるサンゴや海藻、砂地、火山痕なども観察することもできます。海の中は、砂や岩がコロコロと転がる音だけを残して、外の音はシャットアウトされている空間なので無音の世界に浸ったりと感じ方、楽しみ方は無限大になります。
更には、ダイビングショップによってはプールスクールの開催も行っており、器材の使用の仕方、水面でのフィンキック、水中の潜り込みの仕方までスキンダイビング専用のスクールもあるので、初めて始める方も安心してご受講いただけますので小さいお子様から年配の方まで幅広く楽しんで頂けるレジャーの1つでもあります。
【一息で水中を楽しむ】呼吸を止める時間が少しずつ伸びていくと更に、楽しさがアップします‼

スキンダイビングの危険性

近年スキンダイビングだけでなくスノーケリングも含めた海での事故が多くなっていることをご存知でしょうか?大体のケースが「溺れ」だと聞く事が多いと思いますが、実はそれだけではありません。海にはそれ以上に危険なことがあります。少しでも事故が減る為にも危険性についてご紹介させて頂きます!

水中の生物

海には私達と同様に生き物が暮らしています。普段は、至って温厚な魚達も私達の刺激により攻撃をして来ることもあります。
私達もずっと意地悪されたり、追いかけまわされたりすると怒りますよね。魚達も同様に1日があり暮らしています。魚の気持ちになり、刺激を与えない様に少し離れた場所から観察をする事。
【海洋生物による刺傷:症状例】
・激しい痛み
・腫れ
・水ぶくれ
・意識不良
・呼吸困難 etc…..

潮の流れ

潮の流れは、海岸付近又は、海況等の潮流は、ほぼ一定方向とほぼその反対方向に流れます。
中でも一番危険なのが【離岸流】(リップカレント)
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波がお気に戻ろうとする時に発生する強い流れの事。波は沖から海岸へ打ち寄せますが、海水はどんどん岸に溜まるので、どこかからお気に戻ろうとします。この時、岸から沖の方へ向かって一方的に強い流れのことを離岸流(リップカレント)と言います。
では、速さはどのくらいでしょうか。最大で1秒間に2m程。人の早歩きと同じくらいの早さですが、水中だと早く感じられ水泳選手でも逆らって泳げない程なんだとか…。

番外編:当日の体調

スキンダイビングだけでなく、そのスポーツにも当てはまる事ですが体調は万全に整えておきましょう。体調を整える為には、たっぷりと睡眠をまずとる事。また、急激な体調の変化はあるはず…その時の為に常備薬を準備しておくこともオススメします★
【スキンダイビング時に起こりやすい体調の変化】
・船酔い / 波酔い / 乗り物酔い
・熱中症
・低体温症(ハイポサーミア)
・睡眠不足により体調不良
・飲酒による二日酔い
・頭痛 etc….

更に深い場所に潜る為に必要な事

スキンダイビングを続けているうちに、更に下へ潜ってみたい!水底まで潜ってみたいと段々と欲が出てくる方もいらっしゃるはず‼しかし、何もせずに下まで潜ると怪我につながりかねません。下に潜る為には【耳抜き】という動作が必要になります。次は耳抜きについてお話をしていきます。

耳抜きとは

鼓膜に圧力がかかってしまう事で感じる痛みを取り除く方法の事。ダイビングをしたことが無い方でも、飛行機や新幹線に乗っている時山を登っている時に多少でも耳にツーンと違和感を感じた経験がある方も多いのではないでしょうか? スキンダイビングでは、主に【水圧】が耳の鼓膜に圧がかかります。水圧は、水面から水深10Mまでがより水圧を感じやすい水域となっています。耳に少しでも圧を感じ始めたら、1回また1回と細かく耳を抜く事をお勧めします!

耳抜きのリスク

一見簡単そうに見える、耳抜きですが簡単に抜ける方はつまづく事もなく、更に苦労することもなく水中を世界を楽しんで頂けることでしょう。しかし、誰もが簡単に耳が抜けるわけではありません。耳抜きが苦手な方も中にはおり、ついつい頑張りすぎてしまいがちな方もいらっしゃいます。耳抜きを頑張りすぎてしまった結果、耳にはどのような影響が残るのでしょうか?
・耳痛
・中耳炎(潜水性中耳炎)
・鼓膜穿孔
・外リンパ瘻(内耳窓破裂)
・平衡障害(めまい/吐き気) etc….

スキンダイビングではもっとも重要な耳抜き。
今一度自分に合った耳抜きを試すようにしましょう!

スキンダイビングに必要な道具は?

海へ潜る時には、「器材」という物が必要になります。よく皆さんが耳にするのは「マスク・スノーケル・フィン」だと思います。勿論これだけでも潜れないことはありませんが、ここまで海の危険性のお話もしてきました。これだけの装備では、危険がいっぱいの海の中では心もとないですね・・・。器材にも沢山の種類があり、使用する人の体に合っている物を選ぶのも大切です。


マスク

【トゥルーノースオススメ商品★】
・Apollo / バイオメタルマスク
→内容積がずば抜けて小さい!
・TUSA / インティガ
→女性に嬉しい髪が絡まりにくいバンド!
・TUSA / ティナ
→女性の顔を綺麗に見せる一眼マスク

水中のクリアな世界を見る為にはマスクが必要です。しかし、マスクには人によって会う合わないがあることをご存知でしょうか?マスクには、「カラー・内容積・大きさ・重量・レンズの種類」と重視することが以外と多いんです。
潜っている時に一番気にするのは、「写真の写り方?」それとも「潜る時の顔に引っ付かない事?」「派手さ?」。ネットでは、数字やカラーでしか判断することができない為、初めて手元に届き顔に合うか合わないかを合わせることが多いでしょう。一度は、マスクを実際に顔に合わせ、顔に合うのか合わないのかを判断をすることも忘れてはなりません。

スノーケル

【トゥルーノースオススメ商品★】

・TUSA / プラチナⅡハイパードライ
→デザイン性と機能性に優れている!
・GULL / Super Bullet Mini
→逆止弁2個装備、水が溜まりにくい!

水面を呼吸しながら移動するには、この器材が必須になります!海水浴場では、マスク1つスキンダイビングをして遊んでいる方も多くいますが、常に呼吸が出来る環境を作ることによって呼吸が苦しくなっては顔を上げるよりも筒を通し呼吸が出来る環境の方がより楽しめます!また、スノーケルにも種類があります。
スノーケルには、「形・逆止弁の向き・カラー・マウスピースの大きさ」の違いがあります。

★注意……「ドライスノーケル」はご存知でしょうか?スノーケリング専用のスノーケルの為スキンダイビングには不向きのスノーケルなのです。スノーケルの先端には、蓋がされており中には浮きがあります。この浮きは具はスノーケルの中に水が入らない様に波と連動して蓋が閉まる仕組みになっているスノーケルです。
ドライスノーケルでスキンダイビングをした場合、蓋が完全に締まり切ってしまい反対ではマウスピースを口で覆っている為、スノーケル内の空気の逃げ場が無くなる状態になります。。空気は下へ潜れば潜る程、体積が小さくなるためベロは吸われ、蓋は壊れ事故の原因にもなりかねません。今後スノーケルを選ぶ際には注意をして選ばなけれなりません。

フィン

【トゥルーノースオススメ商品★】
・TUSA / KAILフィン
→柔らかくて推進力がある夢のフィン
・GULL / ミューフィン
→推進力に優れたカラーフィン

水中を自由に泳ぎ回るには必要な「フィン」。フィンは本当に種類が豊富の為、どのフィンを履けばいいのかわからないこともある事でしょう。フィンには、「足のサイズ・柔らかさ・長さ・カラー・素材・形」があります。足のサイズはこの後ブーツの回でお話をさせて頂きます!
フィンには大きく分けて2種類存在し、かかとが覆われているまるで運動靴の様な「フルフットフィン」、かかとがストラップ状になっているまるでクロックスの様な「ストラップフィン」。スキンダイビングに一番適しているフィンはキックの力が伝わりやすく足との一体感を味わえる【フルフットフィンタイプ】なのです。

ブーツ

【トゥルーノースオススメ商品★】
・TUSA sports / スノーケリング用ブーツ
→耐久性に優れ、足首周りの怪我防止まで
・GULL / FIN SOCKS
→2mmフィンソックス先割れ形状
・doubleK / 1mmフィンソックス
→遥かに薄い!リバーシブルで楽しめる!
・GULL / MEW BOOTS (3mm or 5mm)
→1年を通して使えるブーツ、岩場もへっちゃら

フィンをそのまま、素足で履いている方いませんか? 素足で履くとフィンの重さに皮膚が耐え切れず結果「フィンずれ」を起こしてしまうこともあります。フィンずれ防止、また海の生き物や水温から皮膚を守る為にもソックスが必要なのです。足に合ったブーツ選びが勿論大切ですが、ブーツには厚さが存在します。その為、初めは厚めの物を購入してフィンに合わせて履いていた物が、ソックスを薄い物へ変更した場合フィンが合わなくなってしまうケースがあります。厚すぎるソックスは足を外敵から身を守ってくれますが、足のキックの力や感覚が鈍くなってしまう為あまりお勧めしていません。その為、ある程度の岩場を歩く事ができ、尚且つキックの力も伝わりやすいソックス又はブーツを自分に合ったものを選びましょう!

ウエットスーツ

【トゥルーノースオススメ商品★】
・Would Dive / ZRV
→セミドライスーツの為冬も快適
・ Would Dive / ZEW-840
→セミドライにコストも抑えたスーツ

突然ですが、皆さんは山に登る時どのようなカッコをしますか?「長袖・長ズボン・トレッキングシューズ・帽子」と装備をしっかりと整え山登りをすることでしょう。ではフィールドを海に戻しましょう。海ではどのようなカッコをされますか?「水着?」「ラッシュガード?」よく見かける光景ですね。海には危険な生き物や、岩、ボート、日焼けと肌を守らなければいけない理由が沢山あるはずです。ウエットスーツはかっこよくない、きついし息苦しいともよく聞きますが、実は!ウエットスーツは自分の好きなカラーに柄プリント、名前、マークまで好きなように入れることができます。更に、フルオーダー性のスーツがある為30か所以上を細かく測る為体への負担、ストレスが軽減されるのです。自分だけのウエットスーツを持ち、海の中をおしゃれしてみませんか?

ウエイトベルト

【トゥルーノースオススメ商品★】
・doubleK / カラーシリコンベルト
→韓国ブランド全12色で水中をおしゃれに
・GULL / ラバーベルト
→カットラインがある為お好みのサイズに

スキンダイビングでは、「マスク・スノーケル・フィン・ブーツ・ウエットスーツ」を着用している状態ではまだ潜れません。それは「浮力」が強い為です。その為、腰にはウエイトベルトにウエイトを巻きスキンダイビングを楽しむのです。ウエイトベルトには、ラバーベルトという「ゴム」で出来た物が存在します。ラバーベルトは伸縮性に優れ、さらにはスーツでの摩擦が生まれずれ防止にも役立ちます。最近では、カラーバリエーションが増えつつあるベルト。海でのオシャレは広がりつつあります。

レンタル器材も豊富!

初めてのスキンダイビング・・・。器材はまだ持っていない場合は、現地ショップに相談しましょう。大体のショップさんはレンタル器材を揃えています。また体に合ったものを提供してくれるため、ある程度は快適に過ごせますがレンタル器材に甘えてばかりいる訳にも行きません。レンタル器材は、色々な方が使用している為劣化もしている事でしょう。また、毎度レンタル器材に料金を払うのならば自分の器材を持つことをお勧めします。自分の器材を持つことによって、モチベーションが上がり・器材自体に自分の形が出てきます。このご時世、使いまわされるマスクやスノーケルなどを使用するよりも、自分だけの器材を持ちましょう★

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!
今後はスキンダイビングについて深く掘り下げて皆様にお伝えさえ手いただきますので、交互ご期待ください!

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