2025年12月20日(土)東京アクアティクスセンターにて開催した【第36回AIDAトゥルーノース・フリーダイビングプール種目公式大会】は、大盛況のもと幕を閉じました。

本大会は選手は約25名、スタッフは約30名、総勢50名以上の大規模な大会となりました。
皆様日頃の練習の成果を発揮して、自己ベストを更新された方も多くおりました。
思わぬ結果に終わってしまった選手も若干名いらっしゃいましたが、各々ベストを尽くして競技に臨まれておりました!
フリーダイビングってどんな世界?
フリーダイビングとは「呼吸をするための装備をつけずに一息で潜るスポーツ」の総称で、フリーダイビングの大会ではどれだけ息を止められるか(スタティック)、一息で何メートル泳げるか(ダイナミック)、一息で何メートル潜れるか(コンスタントウェイト)の3つを競います。
プールの大会ではスタティックとダイナミックを実施するのが主流で、中にはスタティックだけ又はダイナミックだけの大会も存在しますが、今回はスタティックとダイナミックの2種目で開催しました。
スタティックは水面に浮いた状態でできるだけ体を動かさず息を止められる時間を競うので、想像だけだと動きがないつまらない競技に思えるかもしれませんが、実際に目にしてみると「選手の真剣な表情、スタートに向けて集中力を高める様子、ベストを尽くせるようにサポートするバディ、酸欠状態から体を回復されるための気合の呼吸」など見所も多く、会場でしか体感できない興奮があります。
ダイナミックにはさらに3つの項目(ウィズフィン、ウィズバイフィン、ウィズアウトフィン)に分かれており、それぞれウィズフィン=フィンを履いて泳ぐ、ウィズバイフィン=左右に分かれたフィンでバタ足で泳ぐ、ウィズアウトフィン=フィンを使用せずに泳ぐ種目になります。
スタティックと同様に選手の集中する様子と浮上後の気合の呼吸ももちろん見どころですが、どこまで泳ぐのか、ターンをするのか、ゆっくり長く泳ぐのか、速く距離を稼ぐのかなど、ダイナミック特有の見どころも多くあります。
会場の雰囲気を全てお伝えする事は出来ませんが、まずは動画でぜひ競技の様子を見てみてくださいませ!
この選手の当時の自己ベストは117m、それを大幅に上回る大記録を達成!その瞬間の周囲の見守る様子や記録認定後の興奮などは選手にとってもスタッフにとっても最高の瞬間です。














次回の大会開催予定!
さて、そんなフリーダイビングの大会ですが、次回の開催日は既に決まっております!
選手としての出場はもちろん、スタッフとして大会のお手伝いをしていただける方、フリーダイビングを生で観戦してみたい方も受け付けております。
ぜひお誘いあわせの上ご参加くださいませ。
【第37回 AIDAトゥルーノース・フリーダイビングプール種目 公式大会】
2026年3月20日(祝金) 千葉県国際総合水泳場にて開催します!
過去に世界大会も行われた巨大な会場で大勢の選手が参加予定です。
【第2回 AIDA湯河原フリーダイビング 公式大会】
2026年3月29日(日) ゆがわらアクアパークにて開催します!
2025年の4月に記念すべき第1回大会が開催され、今回で2回目となる大会です。
まだスタートしてからの歴は浅いですが、会場は多くのフリーダイバーたちに愛されるゆがわらアクアパーク(通称ゆがプー)での開催です。
第1回大会の時には地元の記者も取材に来ており、フリーダイビング業界の発展と地域の振興も目指しております。
フリーダイビングを始めてみませんか?
もしフリーダイビングに少しでも興味を持っていただけたら、ぜひフリーダイビングの世界に足を踏み入れてみませんか!
【PADIフリーダイバーコース】ではフリーダイビングを始めるために必要な基礎的な知識とスキルを習得できます。
資格取得後は、練習会にも参加できるようになるので、そこで記録向上を目指しましょう!
そんなフリーダイビングですが、必ずしも全員が選手をやっているわけではありません。
息を止めて、深く潜って、長く潜水する。これはスキンダイビングにとってもレベルアップしたい3要素です。
競技には興味が無くても、フリーダイビングの練習を続ける事で結果的に遊びの幅が広がるので、フリーダイビングを学ぶスキンダイバーはここ数年間で大幅に増えました!
スキンダイビングの技術向上を目指したい方にも、フリーダイビングはおすすめなので、ぜひ体験してみましょう。
興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

