用語集

フリーダイビング用語集

フリーダイビング用語集

大会や競技に使われるアイテムなど、なかなか耳慣れない言葉や単語が多いフリーダイビングの世界。
「なんだろう?」「どういう意味?」と疑問に思ったら、まずはここで調べてみましょう!

フリーダイビング用語:ア

A.I.D.A(アイダ)アプネア国際振興団体(Apnea Internationale pourle Developpement del’ Apnea)
『フリーダイビング環境の確立と水中競技としてのフリーダイビングの啓発、振興に寄与する』を理念に、世界大会開催や記録の公認、教育と普及など行っている。 http://www.aidainternational.org/
圧縮物体や気体に圧力を加えて容積を縮小させること。
圧平衡水圧により圧縮された空間に空気を送り込むことで陸上と同じようにする動作。主に鼓膜内側の空間や、マスクの空間に対して行う。
圧力ある単位面積に作用する力、もしくは重さの事。水中で体にかかるのは水圧。
APNEA(アプネア)フリーダイビングを意味する語源でありラテン語で「閉息」「無呼吸」の意味。APNEAを用いたスポーツは他にも「魚付き」や「水中ホッケー」など様々なジャンルがある。
RV息を吐きだした後に肺に残っている空気の量を指す。

フリーダイビング用語:イ

イエローカード競技会や記録会において、失格ではないが何らからのルール違反で競技者にペナルティが課せられる場合の判定結果。
イベント・コミッティ大会中に運営円滑化を目的として開催される情報伝達、発信の場。大会主催者や審判団、スタッフ及び各選手が集い、事後競技について問題点見直しや、翌日の競技についての意見集約、または競技順が発表されることもある。
イマージョン・ダイユレシス水につかっている状態では、毛細血管や腕、足の皮膚内の細い血管は収縮する。体温を損失しないよう温めるために体が反応し、身体の中心部に血液を集中させ、過多な水分の保持だと解釈し腎臓が刺激され、ダイビング中に尿意を催すことの現象名。

フリーダイビング用語:ウ

ヴァリアブル・ウエイト(VWT)サヴォーラという乗り物(重り)に乗って潜降し、一呼吸で垂直に潜れる深度を競う。目標深度に到達したら、サヴォーラを離し潜降ロープを手繰りながら自力で浮上する。潜水中に使用するウエイトの量を変えても良い。
ウエットスーツフリーダイビングで使用されるウェットスーツは、スキューバダイビングなどで使用するスーツとは違い「柔軟性」 そして、水の抵抗を受けずに身体と一体になるかのような「フィット感」が重要視される。柔軟性、耐久性、保温力、伸縮、浮力・・フリーダイビング競技のために試行錯誤の限って作られた専用スーツは、ただ薄く、ただ軽いだけではなく、水圧や水抵抗によりスーツを着ていることで受けるストレスが非常に少なくなる。
ウォームアップゾーン競技者が、ウォーミングアップをする場所。オフィシャルトップの45分前から入ることが許可される。
ウンベルト・ペリッツァーリ1965年生まれのイタリア人フリーダイバー。数々の世界記録を打ちたて、1999年にはノーリミット種目で前人未到の水深150mという大記録を作る。競技を引退した現在はフリーダイビングの専門学校『アプネア・アカデミー』を立ち上げ、フリーダイビングを後世に伝えている。

フリーダイビング用語:エ

エキジット水から上がること。海岸へ上がることはサーフエキジット、ボートなどでの足がつかない水深からのエキジットはディープウォーターエキジットと呼ぶ。
エキストラシグナル浮上後のサーフェスプロトコル中に決められた一連動作以外の言動をすること。ジャッジ(審判)の判定からエキストラシグナルと認められた場合は、失格となる。
エンゾ・マイヨルカイタリア人フリーダイバーでジャック・マイヨールの良きライバルだったフリーダイビングの開拓者。1988年にノーリミット種目で101メートルという記録を打ち出す。
エントリー水に入ること。ジャイアントストライド、バックロール、シッティングロールなど、状況に合わせて方法を変える。岸から入るのはサーフエントリーと呼ぶ。

フリーダイビング用語:オ

横隔膜呼吸腹式呼吸とも呼ぶ。息を吸い込む際に、腹部を外側に拡張することで肺の底の方から呼吸した空気がいっぱいになり、腹部が拡張する。次に胸式呼吸により肺の上の方に空気をためることで、非常に沢山の空気を吸い込むことが出来る。息を吐きだすときは、リラックスして、肺の上部から下部までを意識しゆっくりと吐き出すことで、およそ75%のガス交換をすることができる。
オフィシャルトップ(OT)競技者が競技を開始する決められたスタート時間のこと。潜水(気道が水に付く)を開始しなければならない時間は、オフィシャルトップから10秒以内(プール種目)と30秒以内(海洋種目)である。また、オフィシャルトップ前に潜水を開始することはペナルティとなる。
オープナー競技会や記録会において、その種目の競技エリアを公式に確認することを目的として一番最初にパフォーマンスを行なう人。世界大会などでは、その種目への出場権を持たない選手が担う場合もある。オープナーとしての記録は、世界記録や国内記録としては認められない。
OKサイン競技者が浮上後、ジャッジ(審判)に掲げる合図。 親指と人差し指の先を結び円を作り、ジャッジが見やすいように提示する。
オフィシャルセキュリティ競技会において、万が一競技者に緊急事態が発生した場合もすぐに対応できるように備えている人。ダイナミック種目では競技ゾーンを伴泳したり、スタティック種目では常に後方から監視する。また、スタティック種目では競技者にセイフティサインを送る場合もある。

フリーダイビング用語:カ

回復呼吸水面に上がった時に行う呼吸の事。水面に到着すると同時に、半分程度の息をそっと吐き、その後素早く深く息を吸い込む動作を3回から6回繰り返す。
カウンターバラスト・システムフロートやボート上に設置され、それぞれの端に滑車が付いたブームと、ドロップラインのウエイトよりもはるかに重いカウンター・ウエイトで構成されている。緊急時にはカウンター・ウェイトを落とし、ドロップラインでトラブルに合っているダイバーを救出するために使用する。
カウントダウンオフィシャルトップ2分前から開始され、オフィシャルトップ後も競技者が潜水するまで読み上げられる公式のカウント。
ガス交換呼吸のこと。肺の中の空気と新鮮な空気を交換する。
ガス昏睡酸素や窒素などのガスが圧力下で人体に中毒症状を起こさせ、判断力を低下させること。水深が深いところに潜水すると起こる可能性がある。
過膨張障害浮上中に肺が破裂し空気が血液中に入り呼吸困難を起こす。
カーボンファイバープラスチック等に比べ非常にしなりやすく、また反発力も高い為高性能であり、軽量な素材。
壊れやすい素材のため取扱いに注意が必要だが、これを使用したフィンは非常に楽に泳ぐことができ、また推進力も高い。

フリーダイビング用語:キ

監督(キャプテン)世界選手権の際に指名される各国の代表監督としてチームの統率を図る人。
ギア・バックダイビング向けの丈夫な素材で作られたバック。
機能的残気量トレーニング(FRC)肺容量に関してディープ・ダイブの影響を浅瀬でシミュレートするための高度なテクニックトレーニング。
競技エリアウォームアップゾーン、待機ゾーン(トランジションゾーン)、競技ゾーンの3つから構成されている。競技者に付き添ってサポートするコーチまたはキャプテンは、1人のみ入ることが出来る場合もある。
競技ゾーン本番の競技を行なう場所。前の競技者が退場次第入ることができる。
競技標準記録 (MINIMA)競技者が世界大会に出場するために突破されていることが必須となる基準の記録。
緊急浮力用デバイス水中で膨らませ、水面へダイバーを引き上げることができるようにデザインされた、細く長い形状の浮きの事。水中でで膨らませることができるようにガスの入った非常に小さなボンベがついている。
緊急用酸素100%の純酸素が入ったシリンダー。

フリーダイビング用語:ク

クイックリリース・システム簡単な動作だけで着脱出来るようになってること。ウエイトベルトやラニヤードなどには、万が一の緊急事態において必ず備わっていること。
グラブ海洋種目において、潜水開始後(気道が水についた後)に潜降ロープを握ること。1回につき-5ポイントのペナルティが付くが、ボトムプレートから1,5m以内範囲、または、申告深度に届かず途中で浮上を開始する場合は1回だけ許される。

フリーダイビング用語:コ

公式深度計海洋種目で競技を行なう際、競技者の手首に付ける決められた深度計。ジャッジ(審判)によってテスト調整されたものに統一すること。
グラン・ブルーリュック・ベッソン監督作品。フリーダイバーのジャック・マイヨール、エンゾ・マイヨルカをモデルとし、世界記録に挑む2人のロマンを描いた映画。
公式記録AIDA公認競技会において正式なジャッジングで認定された記録。
公式時計AIDA公認の記録会や大会において、各競技者のパフォーマンスを映像記録するもの。競技終了後にプロテストがあった場合は、そのパフォーマンスを見直すための貴重な資料となる。海洋種目においてはターン時の映像を記録するため、ボトムプレートにカメラを設置している。
コーチ競技者が競技のみに集中できるように側に付き添ってサポートする人。時間の管理や浮上後のサポート、または一緒に競技ゾーンに入りパフォーマンス全体をサポートする。
コンスタント・ウエイト・ウィズフィン(CWT)水底へ繋がる潜降ロープに沿って、一息で垂直に潜れる深度をフィンを履いた状態で競う。使用するフィンに関しての規定は一切ないが、潜水中に使用するウエイト(重り)の量を変えてはならない。
コンスタント・ウエイト・ノーフィン(CNF)形式はコンスタント・ウエイトと同じであるが、推進力のあるフィンを履かずに自身の泳力だけで深度を競う。潜降・浮上ともに、推進力のある器材を一切使わないため、原動力となる身体にかかる負担は大きい。

フリーダイビング用語:サ

サイナス人間の頭蓋内に空いている4つの空洞で、日本語では副鼻腔と言う。ここにある空気も圧平衡の対象。
サヴォーラヴァリアブル・ウェイト、ノー・リミットの種目を行う際、潜降時に用いられる重り。ヴァリアブル・ウェイト種目の場合、サヴォーラの重さに関する規定は「ダイバーの体重の3分の1以内」と規定されいるが、ノー・リミット種目では重さに関する規定は一切ない。
サーフェス・セーフティ・フリダイバー海洋種目において、水面で待機しているフリーダイバー。競技者が浮上後、万が一トラブルがあった場合にすぐ対応できるように備えている。
サーフェスプロトコル(SP/浮上後動作手順)全ての種目において、浮上後に行なわなければいけない一連の動作。浮上後15秒以内に、①~④までの手順を的確に行なえなければ、記録はペナルティ(減点)や失格となる場合もある。また、これ以外の余計な言動はエキストラシグナルとなり、一切認められない。

①浮上後、口と鼻を水面上に保持する。
②顔面の装備(マスク、ゴーグル、ノーズクリップなど)を外す。
③ジャッジ(審判)に向かって片手でOKサインを示す。
④はっきりとした口調で「アイム・オーケー」または「アイ・アム・オーケー」と言う。
サーセフ・セーフティ・フリダイバー海洋種目において、水面で待機しているフリーダイバー。
競技者が浮上後、万が一トラブルがあった場合にすぐ対応できるように備えている。
サーセフ・セーフティ・フリダイバー休息時間を変えずに無呼吸時間を6から8回にわたって15秒ずつ伸ばしていき、体内の酸素を使い尽くすためのトレーニング。低酸素状態に体を慣らすためのトレーニングPADIアドバンスフリーダイバー以上の資格で取得する。正しい知識がない人が行うと危険なため行わないこと。

フリーダイビング用語:シ

自己ベスト(パーソナルベスト)非公式であるが練習中に到達できたことを自他が認める最高の記録。
ジャック・マイヨールフランス人フリーダイバー。映画『グラン・ブルー』では主人公のモデルともなっている。ライバルのエンゾ・マイオルカと共に世界記録争いを繰り広げ、前人未到の水深60mへ到達。その後1976年、エルバ島で人類史上初めて素潜りで100メートルを超える大記録を作り、フリーダイビング界の神と言われる男。
シャローウォーター・ブラックアウト浮上中の水圧の減少に伴い、浅い水深に差し掛かるとブラックアウトすること。水深10m以浅からは水圧の変化が大きいため、体内での酸素分圧低下が激しく、ブラックアウトを引き起こしやすくなる。
JAS(Japan Apnea Sociatey)日本のフリーダイバーたちをネットワークし、フリーダイバー間のコミュニケーションを図り、より安全に自由にアプネアが楽しめる環境を作り出す事を目的とした日本初のアプネア振興団体。
http://www.aida-japan.com/
審判(ジャッジ)競技会や記録会において、競技者のパフォーマンスを判定する人。ホワイト、イエロー、レッドの三色のカードを用い、競技者がサーフェスプロトコルを終了してから30秒後にどれか一枚を示して判定結果を掲げる。
申告(アナウンス)競技前の決められた日時までに自分の目標(深度、時間、距離)を決めて提出すること。海洋種目の場合は申告深度にボトムプレート及びタグが設置され、申告深度への到達可否が結果となる。プール競技の場合は申告(時間、距離)をいくら上回っても良いが、申告未達の場合はペナルティが課せられる為、目標よりも控えめに設定することが望ましい。 また、同じ結果を出した選手が2人以上いた場合は、申告と結果との差が少ない選手が優位となる。
浸水反射(ダイビングレフレックス)頭部(顔面)が水に浸かると脳に信号が送られて無意識に心拍数が減少する身体のメカニズム。

フリーダイビング用語:ス

スキンダイビングフィン、マスク、スノーケルを用い、潜水装置などを使わずに自分の呼吸だけで水中へ潜って遊泳する。潜り易いようにウエイトを使用することもある。
スクーバダイビング(スキューバダイビング)自給式水中呼吸器(シリンダー、タンクまたはボンベ)を背負い、長時間水中レクリエーションができるマリンスポーツ。レジャーとしてのスクーバダイビングでは安全管理上で潜水時間や潜水深度には正しく規定があり、一般的には各民間団体が発行するライセンスの取得が必要とされる。
スタティック・アプネア(STA)プールで行われる種目であり、脱力した状態で水面にうつ伏せに浮かび、閉息時間の長さを競う。競技中は酸素を消費することを極力抑えるため、身体の動きは一切ない。
身体的な能力に加え、心理的なコントロールも大きく影響する種目。
スノーケリング(シュノーケリング)フィン、マスク、スノーケルを用いて水面を呼吸しながら泳ぐこと。ライフジャケットやウエットスーツを着用し、浮力を確保した状態で水中を覗きながら遊泳する。
スノーケル(シュノーケル)シュノーケルとも呼ぶ。水面に顔をつけたままでも呼吸を行えるようにするための筒のような道具。この道具を用いて水中で活動することをスノーケリング、もしくはシュノーケリングと呼ぶ。
スフェラマスクフリーダイビングに適したマスクの中のひとつ。重量がとても軽く、潜水時に水の抵抗を受けにくい形になっている。

フリーダイビング用語:セ

静的潜水水中に静止した状態で行うアプネア
セイフティサインスタティック競技中に、競技者の意識を確かめる為の合図。コーチ(サポート)が送った合図に対して、競技者は酸素を消耗しないように出来るだけ小さな動きで応答する。合図を送るタイミングや仕草は自由であるが、オフィシャルセキュリティがこれを担う場合は予め決められた公式のタイミングで行なわれる。
セイフティ・スクーバダイバー万が一のトラブルに備え、水中に待機して競技者をサポートするスクーバダイバー。減圧などの理由から競技者と一緒の速度で浮上することは出来ないので、決められた水深で競技者の安全を確認する。
セイフティ・フリーダイバー競技者に伴泳し、万が一のアクシデントがあった場合に迅速に対応するフリーダイバー。海洋種目では主に水深20m以浅くらいまで浮上してきた競技者に付き添って浮上する。競技中のセイフティダイバーと競技者の接触は失格となる。
セイフティ・ラ二ヤード海洋種目の際、潮流などで潜降ロープと競技者の体が離れてしまうのを防ぐためのもの。ケーブル、カラビナ、リストバンドなどで構成されますが、総重量が500グラムを超えてはならない点や、万が一のトラブルに備えて簡単に身体から取り外せる構造(クイックリリースシステム)になっていなければならない点など、細かい規定もある。大会ではラニヤードの使用が義務付けられており、競技前は審判員(ジャッジ)による審査に合格したラニヤードのみが使用可能。
潜降ロープ海洋種目において、ダイバーの申告した深度まで伸びて潜る際の視標となるロープ。潜降時は競技者の身体とロープをセイフティ・ラニヤードで結び、ダイバーが潮流などでロープから離れてしまわないようにする。
潜水反射(ダイビングレフレックス)頭部(顔面)が水に浸かると脳に信号が送られて無意識に心拍数が減少する身体のメカニズム。

フリーダイビング用語:タ

ターゲット本番同様に集中力を高めて挑戦する最大限のパフォーマンスを示す。練習中であれ、適切なサポートと万全のセキュリティシステムが整っている環境で行なうこと。
ターン折り返し地点。ダイナミック種目においてはプールの壁、海洋種目ではボトムプレートがターン地点となる。ダイナミック種目では、ターン地点から5m範囲のみ、気道以外の身体の一部が水面へ出てもペナルティは取られない。
待機ゾーン(トランジションゾーン)オフィシャルトップを控えた次の競技者が待機する場所。競技ゾーンと隣接していて、前の競技者が退場次第入ることができる。
体糖値体内を流れる血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度のこと。
ダイナミック・アプネア・ウィズアウトフィン(DNF)形式はダイナミック・アプネア・ウィズフィンと同じであるが、推進力のあるフィンを使わずに自身の泳力だけで水平方向に潜水できる距離を競う種目。
ダイナミック・アプネア・ウィズフィン(DYN)プールで行われる種目であり、水平方向に移動できる距離の長さを競う。使用するフィンに関する規定は一切無いが、推進力をより大きく得られるモノフィンは現在の競技会では主流となっている。
ダイバーズナイフダイビングナイフまたはダイバーズナイフと呼ぶ。海中には、流された漁網やロープ、生い茂った海藻など絡まった時などの非常事態に使用する。
ダイブコンピューター潜水時間・深度・窒素吸収量など海に潜る際に必要な各種計測器の機能を内蔵するダイビング専用コンピューター。腕時計型と残圧系一体型の2種類があるが、フリーダイビングでは腕時計型を使用する。スクーバダイビングでの用途とは違い窒素計算は必要ないため、潜降時の水深、潜水時間のみが表示される「フリーダイビングモード」が採用されているモデルを使用する。
ダイブフラッグボートなどに潜水中の人がいることを知らせる旗。近づかないように伝えるもので、多くの地域では使用が義務付けされている。
タグ海洋種目で、競技者の申告深度に置かれているもの。申告深度へ到達した競技者はタグを掴み取り、水面まで持ち帰ることで深度到達の証明とする。申告深度へ到達したがタグを持ち帰れなかった場合は-1ポイントのペナルティとなる。
ダックダイブ別名(ヘッドファースト・サーフェスダイブ)と呼ぶ。ジャックナイフと同じ。

フリーダイビング用語:チ

チアノーゼ血液中の酸素が欠乏して、皮膚や粘膜が青黒くなる症状のこと。
中性浮力水中で浮きも沈みもしない状態のこと。

フリーダイビング用語:テ

TLC一回での最大限の呼吸を止めた状態での肺容量のこと。

フリーダイビング用語:ト

動的潜水水中を移動しながら行うアプネア。陸上で行なうスタティックのこと。主にトレーニングのひとつとして用いられる。
ドルフィンキックそろえた両足の甲で同時に水を打つ方法。
ドロップラインフロートから伸ばして使用するロープ。先にはストッププレートというのが付いておりラニヤードなどを止めるストッパーがある。

フリーダイビング用語:ニ

二酸化炭素テーブル無呼吸時間は変えずに、間の休憩時間を15秒ずつ短縮し再度息を止める動作を6から8回行うことで体内の二酸化炭素量を蓄積し、苦しいと感じる時間を延ばすためのトレーニング。PADIアドバンスフリーダイバー以上の資格で習う内容で、知識がない人が行うことは危険なため行わないこと。

フリーダイビング用語:ネ

ネガティブ潜水水面で息を吐き肺の容積を小さくした状態で潜水する事。5m程の潜降でも大深度下で受けるような肺の重圧を再現することができる。とても危険なので、単独では絶対に試みないこと。
ネックウエイト潜水の際、首に装着するタイプのウエイト。体格や肺活量によって重さの調整も自由であり制限も無い。主にダイナミックウィズ(ウィズアウト)フィンなどで使用されるタイプのウエイト。この種目では、身体を流線型に保ち、いかに少ない水の抵抗で泳げるかが重要になるため、腰よりも推進力の邪魔にならない首にウエイトを付けるのが一般的。メーカーで製造されている市販のものは少なく、自作して使用する方が多く見られます。当店ではこのネックウエイトをご希望の重さ、長さで作成もしております。ご希望の方は当店にメールまたはお電話にてお問い合わせください。

フリーダイビング用語:ノ

ノーズクリップ鼻に水が入らないように摘むためのアイテム。ゴーグルを用いる場合や裸眼で潜水を行なう場合などは、どの種目にも用いられることが多い。
ノーリミット(NLT)サヴォーラという乗り物(重り)に乗って潜降し、一呼吸で垂直に潜れる深度を競う。浮上時はウエットスーツの中に空気を入れたり、エアバルーンなどを膨らませた浮力物に掴まって行う。日本では行われた事の無い競技だが、海洋競技の中では最も身体の動きと酸素消費を抑えた形式になるため、最も深い記録が刻まれる種目である。

フリーダイビング用語:ハ

ハイパー・ベンチレーション浅く早い呼吸を繰り返す呼吸法。血液中の二酸化炭素濃度が低下し、苦しいという信号が脳に伝わる一定量に達するのが遅くなる。そのため苦しさを感じる前に身体が限界を越え、ブラックアウトを引き起こす可能性を高める。現在はハイパーベンチレーションを行うことは推奨されていない。
パッキング通常の呼吸で空気を吸い込んだ後、口をパクパクとポンプのようにして肺に空気を送り込む呼吸法。これにより体内に取り入れられる肺活量を増やした状態で潜水することが出来る。トレーニングによる肺の柔軟性と共に、詰め込みできる酸素量を増やすことが出来る。しかし、パッキングを行うことにより肺を気付つけてしまう可能性もある為、現在は一般的には推奨されていない。
バディ・システムダイビング行動をともにする仲間のこと。ダイビングでは2人1組で行動するバディシステムが大原則。
バディフリーダイビングいかなる練習方法や競技形式を行なう場合も、フリーダイビングは必ず2人1組以上のチームで行なうことが義務である。また、バディが離れた場所にいる場合や全員が同時に閉息する場合は別の監督者がいること。フリーダイビングは絶対に単独で行なってはならない。
パフォーマンス競技者が競技を行うこと。競技者はペナルティが無く、安全かつ安心して見ていられるパフォーマンスを行なうことが最重要とされる。
バルサルバ方式耳の圧平衡(耳抜き)の方法の一つ。横隔膜から息を出す方法。鼻を空気が漏れないようにつまみ、鼻をかむように息を送り込み圧平衡をする。

フリーダイビング用語:フ

ファーストエイドキット応急処置のために使用される薬品や医療器具を収納しているキット。
ファイバーグラスプラスチックとカーボンファイバーの中間にあり、プラスチックより性能は良いがカーボンファイバーよりかは劣ります。プラスチックとに比べ、重さは若干軽いです。
VC肺いっぱいの息を吸い、そして、すべて吐ききったときに移動する最大限の空気の量のこと。
フィンキーパー足首の周りを囲み、かかとの下で止まる3股のバンド。フィンを履いた際のフィット感が向上する。
フェイシャル・イマージョン脱力した状態で顔を水に付けてスノーケルからゆっくりと呼吸を繰り返し、身心をリラックスさせる方法。競技前や本番前に行うと心拍数を下げるために効果的だと言える。
フックブリーズ深く息を吸い込み、体内の圧力を上げるために腹部の筋肉を使いながら肺を満たし、少しの間息を止め活動を最小限にする回復法。推奨していない。
ブラッド・シフト大深度へ潜水した際の水圧の変化に対して、手足などの末端に流れる血液が肺や心臓、脳などの生命維持に重要となる臓器だけに集中して循環される現象。イルカなどの水棲哺乳類にみられる本能で、大深度に到達するフリーダイバーの体内でも同じことが起きていると考えられる。血液の循環されなくなった手足は痺れ、動かしにくくなる。
フリー・イマージョン水底へ繋がる潜降ロープをゆっくりと手繰りながら、一息で垂直に潜れる深度を競う。フィンは使用せず、潜水中装着しているウエイトの量を変えてはならない。
フリーダイビング呼吸をするための器材を使用せずに行う水中スポーツの総省。遊びとしてのレクリエーショナル・フリーダイビングと、競技としてのコンペティション・フリーダイビングの2種類に大別されるが、コンペティション・フリーダイビングはそのままフリーダイビングと呼ばれる事が多い。レクリエーショナル・フリーダイビングの中には「スキンダイビング」と称されるいわゆる「素潜り」の類とは違い、海洋またはプールで行う様々な種目に別れ、潜水時間、距離、深度を競う。競技性の強いものとして正式な競技ルールが整備され、世界大会も開催されている。
フレンゼル方式耳の圧平衡(耳抜き)の方法の一つ。舌と喉の筋肉を収縮させる方法。
プロテスト競技結果発表後15分以内に、自分の結果及び他選手の結果について審判 (ジャッジ)に意義申請をすること。申請者は同時に5,000円を支払わなければならないが、判定が覆り審判団がその正当性を認めた場合は返却される。
ブラックアウト限界を越える息堪えにより脳が極度の酸欠状態に陥り気絶、失神すること。脳の働きを停止させて酸素消費量を抑え、即死を回避しようとする身体の防衛本能。すぐに呼吸できる環境に移せばほとんどの場合は数秒で回復するが、ブラックアウトした状態で誰のサポートも無い場合が最も危険である。その為フリーダイビングは必ず適切な対応が出来るバディ同士で行なうことが最も重要なルールとされる。
ブラッドシフト現象大深度へ潜水した際の水圧の変化に対して、手足などの末端に流れる血液が肺や心臓、脳などの生命維持に重要となる臓器だけに集中して循環される現象。イルカなどの水棲哺乳類にみられる本能で、大深度に到達するフリーダイバーの体内でも同じことが起きていると考えられる。血液の循環されなくなった手足は痺れ、動かしにくくなる。
プラナヤマ呼吸をコントロールする方法。ヨガで使用される呼吸を使用する。呼吸がコントロールしやすくなることで不安を減らし落ち着くことができる。
フランシスコ・ピピン・フェレーラス1962年生まれのキューバ人フリーダイバー。ウンベルト・ペリッツァーリと一緒に世界記録を塗り替え続け、2000年にはノーリミット種目で水深162mの大記録を打ち立てた人物。
フリーイマージョン(FIM)水底へ繋がる潜降ロープをゆっくりと手繰りながら、一息で垂直に潜れる深度を競う。フィンは使用せず、潜水中に使用するウエイトの量を変えてはならない。
ブリーズアップダイビング直前にリラックスできるように集中する期間に使う呼吸。腹式呼吸でリラックスする。
フリーダイビングタンク等の呼吸器材を一切使わず、一息でどれだけ潜れるかを競うスポーツ。海洋またはプールで行う様々な種目に別れ、潜水時間、距離、深度を競う。イタリア、フランスを中心にヨーロッパでは半世紀以上前から競技会が行われる人気スポーツである。
フリーダイビングモード搭載ダイブコンピューター主に潜水深度と時間を計測するために使用されるダイブコンピューター。1秒間に3回の計測を打ち出し、常に精密な深度変化を知ることができる。浮上を決定する深度や時間でアラームが鳴る様に設定することも出来、海洋種目を行なう上では欠かせないアイテムとなる。
フリーフォール水深40~50m以深で水圧により潜るダイバーの浮力が減少し、完全に脱力した状態でも身体が勝手に沈んでいくこと。これにより動力に使われる酸素消費を抑えた状態で潜降できる。
フルフットフィン水面、または水中をより効率よく泳ぐために必要な、足に装着して使用する道具の事。 日本語では足ひれとも呼ばれる。かかとまでおおわれたものをフルフットフィンという。通常ブーツを使用し、その上から装着する。
フロート水面での休息やダイブの準備、緊急時のダイバーのサポートに使用する。ドロップラインを設置、浮上の補助をするためにも使用する。

フリーダイビング用語:へ

ペナルティポイント審判(ジャッジ)判定により競技者にルール上の違反がある場合、競技結果からマイナスされる点数。 判定はイエローカードとなる。ペナルティを含む記録は、世界記録や国内記録としては認められない。

フリーダイビング用語:ホ

ホイッスル緊急時に使用する笛の音。大きな音が鳴るため、助けを呼ぶ時などに重宝する。
ポイント各種目の結果はポイントに置き換えられて順位やランキングが決まる。
海洋種目:1メートル = 1ポイント
スタティック種目:1秒 = 0,2ポイント
ダイナミック種目:1メートル = 0,5ポイント
ボトムプレート海洋種目において、タグを取り付けて競技者の申告深度に設置されるもの。
防水マリーンラジオ携帯電話の一種・トランシーバーなど。
ホワイトアウト過度のパッキングにより肺の膨張が心臓を圧迫し、めまい、貧血、立ち眩みに似たような症状を起こすこと。本番での競技前にホワイトアウトを起こしてスタートを失敗してしまうケースも稀ではない。
ホワイトカード競技会や記録会において、競技者が何のトラブルもミスもなく正しくパフォーマンスを終えたことを証明する判定結果。

フリーダイビング用語:マ

マスク水中で物をはっきりと見ることができるダイビング用具。水泳で言うゴーグルのようなものだが、ゴーグルとは違いこちらは鼻までおおわれている。レンズ面は通常強化ガラスが用いられているが、タイプによってはプラスチックが使用されているものもある。顔に当たる部分の素材は昔はゴムでできていたが、現在はより顔にフィットし耐久度も高いシリコンが使用されている物が主流。フリーダイビングでは内容積が低いほど良い。

フリーダイビング用語:メ

メディカルチェックシート(医師の診断書)公式大会や記録会にエントリーする際に、提出が必須となる書類の一つ。フリーダイビングを行う上で健康状態に問題が無いことを証明する医師の許可印が必要。

フリーダイビング用語:モ

モノフィン両足をひとつのフットポケットに入れて履く1枚の大きなフィン。ブレード部分はとても大きく、良く水を捉えさらに両足を揃え身体全体を使うキックは強い推進力を生む。

フリーダイビング用語:ラ

ライフガード・エキジット自分ひとりでプールデッキや低いプラットホームなどへ、反応のないダイバーをエキジットさせる手法。
ラバーベルト通常のナイロン製のウエイトベルトとは違いゴムでできているウエイトベルト。伸縮性があることと、ゴム特有の滑りづらさにより、水深(水圧)の変化に伴ってウエットスーツが薄くなった際にもすべり落ちない。呼吸をする際にもベルトが多少伸びてくれるので、息を吸い込みやすい。

フリーダイビング用語:リ

リキッドゴーグル(フロイドゴーグル)内部または内側に液体が進入していることで視界を確保する、特殊なレンズを用いたゴーグル。目とレンズの間に空間を作らずに潜降することが出来るため、圧平衡に要する空気消費量を軽減できる。
リバースブロック耳の中の空間の空気が浮上する際に膨張し、耳管を塞いでしまう現象。速度が早い浮上が原因となる。
流線型姿勢頭を自然な位置に保ち、顎を引いて両腕を頭の上に伸ばす姿勢。水中を泳ぐ際は水の抵抗を減らすために、理想の流線型をキープすることが望ましい。
リラクゼーション心を落ち着かせるための技法。息抜きなど。

フリーダイビング用語:レ

レイモンド・ブッシャーコンスタント種目で水深30mへ到達し、フリーダイビングで初の公式世界記録を作った人物。
レクリエーショナル・フリーダイビング競技性ではなくスキンダイビング同様遊びのこと。
レッドカード競技会や記録会において、ルール違反または正しくサーフェスプロトコルが出来なかった選手に失格の意味で挙げられる判定結果。記録は一切残らない。

フリーダイビング用語:ロ

ロスト・モーター・コントロール(LMC / サンバ)極限まで息堪えをした場合の浮上直後、脳の酸素欠乏により身体の動きがコントロールできなくなる現象。筋肉の痙攣によりガクガクと身体が動き、ブラジルのサンバを踊っているかのようになることから「サンバ」とも呼ばれる。数秒で回復することもあれば、そのままブラックアウトすることもある。
ロングフィン通常のフィンとは違いブレードと呼ばれる水を捉える広い面の部分が長く推進力が変わり進みやすい。スキューバダイビングで使用している人もいる。