SCSウェットスーツとは?フリーダイビングに最適な「生地」をご紹介。

ウェットスーツって何となくゴムでできていて体にピタっと着るスーツ、というイメージはあると思いますが、中身の構造までは詳しく知らない人が多いと思います!ウェットスーツはとても奥の深いもの!今回はフリーダイビングにおすすめのウェットスーツに使われる「SCS」をご紹介!SCSとは一体???

SCSとは?

まずSCSとは、ウェットスーツに使われる「生地の加工」の名称で、(S)スーパー(C)コンポジット(S)スキンの略称!フリーダイバーを見ていると、みんなキラキラなゴムのウェットスーツを着ているイメージはありませんか?あのキラキラつるつるの表面はこの加工がされているんです。カッコ良さもあり、更にフリーダイバーにはメリットが沢山あるため多くの近年では多くのフリーダイバーがSCS加工されているウェットスーツを着用しています。元々トップ選手が着用していることが多かったですが、近年ではビギナーフリーダイバーなど多くのフリーダイバーに人気となっています。


表面がキラキラつるつるしているのがSCSの特徴!

SCS加工のメリットは?

SCS加工とはゴム表面に行う加工のことで、簡単に言うと「動きやすく抵抗を最小限に抑える」ウェットスーツです!こんなメリットがあります!

水中での抵抗が最小限!

水中では生地の表面に水の皮膜を作り、水との抵抗が最小限に抑えてくれます。誰もが初めて水に入った時の抵抗の無さ、泳ぎやすさにびっくりします。

ゴムの伸びを損なわない!

SCS加工はゴム本来の伸びを邪魔せず加工するため、ジャージなどの生地を貼るより圧倒的に動きやすい!

陸で暖かい!

SCSは撥水性が高いため水を出たあとでもすぐ乾き、熱を奪われずらく風が強い時やボート上で寒くなりずらいのもメリットです。陸上での震えが少ないのはとてもメリットです。

おしゃれ!

これまでゴムの表面といえば黒、しかありませんでしたがSCS加工時にカラーが入れられるのでデザイン性が向上しました!

 

SCS加工なしのゴムでは生まれなかった水との抵抗を抑える力、そして黒いスーツしか作れなかったものがカラーを入れられるようになりオシャレ度が上がり、今では超人気ウェットスーツに!


現在作れるカラーは大体10色程度。カラーの組み合わせが可能なメーカーも増えてきた!

SCS加工のデメリットは?

メリットもあればデメリットも!

SCS加工の一番のデメリットはその値段!やはり通常のネオプレーンゴムに対して加工料金が上乗せされるため、その分スーツ価格も高騰します。メーカーにより異なりますが、大体1.5倍前後のお値段。そして表面は傷に弱いため岩場やサンゴ礁などで泳ぐときは注意が必要。破れを気にするダイバーも多いですが、実際そこまで簡単に切れるわけではなく、さらに切れたとしても簡単に自分で修理できるのでそこはご安心を。メリットが多すぎるためお値段に見合ったウェットスーツであることは間違いなし!

裏地選びが重要!

SCS加工は主に表面にする加工ですが、裏地はというと?実際多くのトップフリーダイバーが着ているモデルは裏地もSCS加工されており、肌との密着度が上がり保温性も高く、さらにはゴム本来の伸びを邪魔しないため一番動きやすくなっています。

しかし!密着度が高いスーツは着脱が容易ではなく、着脱のしずらさから敬遠するダイバーも多いのが現状。ということで・・・

裏地はジャージがおすすめ!

裏地もSCS加工を施したいところですが、ビギナーダイバーや、普段レジャーで使用する人には着脱を容易にすることもとても重要点。ということで、少し伸び率は下がりますが、ストレッチジャージ(伸びの良いジャージ)を貼り付けた裏ジャージというモデルを選ぶのが泳ぎやすく着脱もしやすく、さらには強度も上がるので破れずらくなります!

ゴムの違いも知っておこう!

ウェットスーツとは?

マリンスポーツでは必須のウェットスーツ、なぜ必要なのかは皆さんパッと思いつきますか?一番に思いつくのが保温力、そして緊急時に泳げなくても受けるための浮力、そして岩や生物による傷を防ぐための保護、この3点が備わっているものを「ウェットスーツ」と呼びます。どれか一つかけてもウェットスーツとは呼びません。

そんなウェットスーツの重要な機能を叶えさせてくれているのが「ネオプレーン」というゴムです。ネオプレーンゴムはゴムの中に気泡を発生させて作られており、この泡によって浮力、そして泡による断熱効果を得られています。さらにゴムの厚みによって保護がされています。

どのマリンスポーツにおいても必須のウェットスーツ、でも実際に全て同じネオプレーンではなく、様々なネオプレーンゴムが存在します。

スキューバとフリーダイビングの違い

スキューバダイビングでは、水圧下に長時間滞在するために、「保温力」、そして「耐久性」が求められます。変わってフリーダイビングで一番求められるのは「柔軟性」、そして「抵抗力」。つまり同じ水中スポーツでも用途によって「ネオプレーンゴム」を選ぶ必要があります!

スキューバダイビングでは水圧に負けず、保温力の高い厚くて固くい丈夫な生地、フリーダイビングでは動きやすいように薄くて柔らかく、表面加工がされているスーツ、という具合に選ぶ必要があります!値段やデザインで適当に選ぶととっても使いづらいので注意です!

日本でおすすめSCSフリーダイビングスーツ!

日本でのフリーダイビングはまだまだ発展途上のため海外製品を着用するダイバーも多いですが、やはり日本の技術力で作られたスーツが一押し!

ワールドダイブ AP1/AP2/APD

ワールドダイブはフリーダイビング日本代表選手団へのスーツ提供なども行うウェットスーツブランド。トップフリーダイバーHANAKOやフリーダイビングショップと開発したモデルは日本人の体型に合い、そしてフリーダイビングの動きや姿勢にストレスの無い動きを実現してくれます。

  • AP1(シルバーのスーツ)は両面SCSのためコンペティション用
  • AP2(ブラックのスーツ)は表面SCS、裏地がストレッチジャージのためビギナーダイバーにもおすすめ。
  • APDは日本で初めてプール競技用に開発された1mmスーツ!1mmスーツのオーダー品はワールドダイブだけ。表面SCS、裏地はストレッチジャージで柔軟性と強度を備えています。

ワールドダイブ製品ページへ移動

AP1/AP2 → https://www.worlddive.co.jp/product/data/WET_15_APNEA.pdf?20211204

APD → https://www.worlddive.co.jp/product/data/WET-15-SUK-APD.pdf?20211204

モビーズ ACTAPNEA

モビーズは日本でもいち早くフリーダイビングスーツを手がけた老舗ブランド。過去にも多くの日本トップフリーダイバーがモビーズスーツを着用し世界記録を樹立しています。アクトアプネア技術により3Dに超フィットするスーツで快適なフリーダイビングができます。

  • コンペティションモデルのみ両面SCS

モビーズ製品ページへ移動 → https://www.mobby.co.jp/product/9010/

AP1/AP2 → https://www.worlddive.co.jp/product/data/WET_15_APNEA.pdf?20211204

APD → https://www.worlddive.co.jp/product/data/WET-15-SUK-APD.pdf?20211204

モビーズ ACTAPNEA

モビーズは日本でもいち早くフリーダイビングスーツを手がけた老舗ブランド。過去にも多くの日本トップフリーダイバーがモビーズスーツを着用し世界記録を樹立しています。アクトアプネア技術により3Dに超フィットするスーツで快適なフリーダイビングができます。

  • コンペティションモデルのみ両面SCS

モビーズ製品ページへ移動 → https://www.mobby.co.jp/product/9010/

TOMOHARU ARAKI

TOMOHARU ARAKI

浦安店/船橋店 店長統括マネージャー 通称/てんちょう、PADIマスタースクーバダイバートレーナー、応急救護EFRインストラクター インストラクター歴15年、専門学校講師歴13年でこれまで多くのダイバーを世に送り出してきました。現在はフリーダイビング業界を盛り上げるために奮闘中。

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